色々ある英会話向けの書籍

英会話用の本というと、まず思い浮かぶのがビジネス用英会話本。最近では様々な国に進出する企業も増え、国内の企業でも英語圏の国々からの就業者も増えています。
社内公用語を英語に、という話をニュースなどで見聞きした、という話もそう珍しい感じもしなくなってきています。
でもちょっと待って下さい。ビジネス用の英会話書籍は確かに実用向けであり、例えば商談の席で使われるやりとりも学習可能です。
では、商談等の専門の場ではない席での英会話はどうでしょうか。さすがにビジネス系の専門書にはそこまでは書いていません。商談後、あるいは普段の生活で使われる英会話を学べる本、それは洋書、海外ドラマや映画、洋楽等。
海外ドラマや映画、洋楽は本ではないじゃないかと思われるかもしれませんが、かなりのヒット作となったようなドラマや映画などは事情が違います。
その作品で使用された会話の意味や単語の使い方が説明されている、日本国内向けのムック本がかなり発売されているのです。
勿論、多少なりとも英語が分かり、それ以上の英会話力を必要とされている方、そういった方は洋書の中から該当する本を見つけ出すことも可能です。
しかし、その中から日常使う言い回しの会話なのか、それともドラマという非日常の中でだけ使う会話なのか、それを判断するのは少々難しいかと思われます。
難しいと思われない方は既に日常英会話に長けている方でしょう。そこで役に立つのがムック本やファンブック、ガイドブック等です。海外ドラマの中でもシリーズ物で長期にわたる人気作の場合、この場面のこういったフレーズは日常の会話でも使うことがありますよ、或いは、こんな言い回しは普段つかうようなものではないです、等々。
なにしろ英語圏で放映されているものなのですから、その中で使用されている英会話は、英語圏の方が聞いて違和感がないものになっていて当然なのです。
また、先に書きました洋楽。勿論、これは書籍ではありませんが、英会話の宝庫でもあるのです。それは洋楽の歌詞です。超有名な洋楽のバンドなどは分厚い歌詞集が出版されています。中には図書館などで見つけることが出来るものもあります。その中に書かれている歌詞は、英会話そのもの。生きた言葉がそのまま書かれている最高の英会話書籍とも言えます。洋楽の歌詞を英会話として見る場合に、歌詞ならではのメリットがあります。それは時事英会話が織り込まれているという点です。その曲が発表された時代に使われていた単語や会話、言い回しなどがそのまま書かれている事が多いのです。
これは雑談の英会話にはもってこいの題材になります。他に一般的な英会話教材として、英語圏各国から英語学習社用専用の洋書として色々な本が出されています。
ただし、それを適切に選ぶには多少の英語力も必要となりますので、会話だけではなく英語を読む習慣も同時に身につけておきたいところです。